今回は、2019年にサービスが開始されるDCGアプリ、ゼノンザードについて。
キャンペーンで無料デッキが2つもらえて先行体験ができたので、
このキャンペーン環境(カナタナデッキ、デメテーデッキ)で分かった、
強いカード・フォース、最強デッキ、プレイングのコツなどについてまとめていきます。
とりあえず、現環境のことは大体解き明かしたので、
「ゼノンザードにおいてどんな行動が強いか」っていうことの参考にしてください。
ゼノンザードのルール
【ゼノンザード】光の国カナタナ・森の国デメテーデッキの使い方解説・重要カード
まずは、キャンペーンデッキの2つ、
光の国「カナタナ」と森の国「デメテー」の各デッキの戦い方と、重要カードをまとめていきます。
光の国カナタナのデッキ解説
イーグルランサーやリワインドウインドのようなバウンス(手札戻し)と、
カラス天狗シグレやチータイラのような飛来(相手ターン中に出せるミニオン)で、
相手を妨害しながら、相対的にテンポよく攻撃していくデッキ。
フラッシュタイミングでの動きが肝なので、フォースはフェニックスがほぼ内定。
飛来とフェニックスの組み合わせで、相手よりも多くのミニオンを出しやすくなります。
デメテーと比較すると、基本的には有利。
相手をいじる力がデメテーよりも強く、しかもBP300が多いデメテーに対し、BP400の飛来、チータイラが極悪。
ただし、貫通強化のダルティチェロンテを多く引かれるとライフで押し負けたり、
ヤクーツォークを乗り越えづらいので、バウンスできないとそこで負ける、ということが起きます。
カナタナにおける強力なカードは以下の通り。
「勇気奮わす者」ウォレス
無色なのが信じられないレベルで強力なカード。
自分のミニオンのBPが100アップ、DPが+1。
このゲームはミニオンが超重要なゲームで、
BPが100上回るだけで一気に生き残りやすくなり、それだけ勝ちが近づきます。
それだけでも十分イカれているのに、なんとDPまで上がります。
DPが上がると、ライフの減る速度が尋常じゃなく早くなります。
DP1が2になると、打点が倍。フォースはさくっと壊れるし、ライフももってかれます。
かといってブロックしようとすると、ウォレスでBPが上がっているので一方的にバトルに負けます。なんだこれ。
ちなみにこのカード、無色の癖にカナタナデッキにしか入っていません。
デメテーの貫通とも相性のいいカードなんですが、なぜなんだ。
このカードのあるなしで勝率が違いすぎるので、
キャンペーンデッキ同士でやるとデメテー側が不快な思いをして負けます。
「双龍頭領」アオバ
カナタナデッキの切り札となるカード。
召喚時にフィールドミニオンを2枚手札に加える効果と、
ミニオンがフィールドに出る度アクティブ(攻撃・ブロック可能状態)になる効果を持ちます。
カードゲームをやっている方なら大体お分かりいただけると思いますが、さすがに強いです。
カナタナデッキだと飛来クリーチャーが妨害手段になるので、それが手札に加わりうるは非常に大きい。
フェニックスがあると、返しのターンからそれが使えます。
また、1コストのゴブリンやジャックナイフスワロウなどを出すと連続攻撃。
フラッシュタイミングで飛来を出すと追加のブロッカーにもなる、という攻防において優れたカードです。
イーグルランサー・ツーヘッドグリフォン
どちらも相手のミニオンをバウンスするカード。
キャンペーンセットだけで遊ぶと、デメテー側に飛来がないのでかなりテンポを稼げます。
森の国デメテーのデッキ解説
相手への妨害が多いカナタナに対し、
デメテーのデッキは自分を充実させて、攻め手を通していくデッキです。
具体的には、アルルーナによる相手ミニオンのレスト、
そしてヤクーツォーク、ダルティチェロンテやパワーアップルなどの貫通で、ダメージを強引に通していきます。
ただ、キャンペーンセットだけだと、カナタナに比べコンセプトがブレている感が否めません。
貫通でクリーチャーとバトルすることを推奨したかと思えば、ミニオンをレストするようなカードが入っている。
メリエルナなどのベース加速があまり本筋に関係ない、など。
極めつけは、殴りに行くデッキなのにこっちにはウォレスが入っていないこと。カナタナ優遇か??
とはいえ、貫通でライフやフォースを狙いに行く力は非常に強いので、
「相手よりも先にライフを削り取る」という戦い方をすると、ゲームになります。
デメテー側の強力なカードは以下の通り。
「千年杉」ヤクーツォーク
9コストBP1000、DP4。
あらゆる数値がキャンペーンセット中最大です。
真っ向勝負でこのカードに勝てるカードは現状存在しないため、出すと基本死にません。
貫通持ちで、ブロックされても3点通りますし、
プレイヤーへのダメージを軽減する効果もついているので、ライフレースで優位に立てます。
ダルティチェロンテ
自分のターン中、貫通持ちのBPとDPを上げるカード。
常時パワーアップのウォレスほどではありませんが、
貫通がついているだけあって、やはり攻めの性能が非常に高いです。
2~3枚場に揃うとそれだけでゲームを終わらせるだけの強さがあります。
パワーアップル
フラッシュタイミングで、BP+300とDP+1、貫通を付与するマジック。
単純なカードではありますが、盤面とライフをとれる優秀なカードです。
デメテー相手はこれを警戒する必要があります。
次にフォースの解説と、カナタナ・デメテーでそれぞれどのフォースを使うといいか、
ということについてまとめていきます。
【ゼノンザード】各フォースの解説。どれを選ぶべき?
まずは、各フォースの解説、使い方をまとめていきます。
凱のフォース”ミノタウロス”
プレイヤーへのダメージを軽減してくれるフォースです。
DP-1はかなりダメージの通りが悪くなるので、
実質こっちから狙ってくれるようになって、ライフ4とベース+1ドローを稼いでくれます。
悪のフォース”サイクロプス”
自分のターン中にミニオンのBPが100アップします。
殴っていくデッキなら悪くはないんですが、殴るということはつまり、自分のミニオンをレストする。
つまり、こちらも無防備になってしまうので、サイクロプスは簡単に割られてしまいます。
現状、序盤からたくさんのミニオンで殴っていけるかと言うと、別にそうではないですし、
キャンペーンデッキ環境だとそんなに大したことはないフォースです。
混のフォース”キマイラ”
無色マナがすべての色を出すようになります。
カナタナ&デメテーの混色デッキは現状、コンセプトが一致しないのであんまり強くないです。
なので必然、色事故防止用フォースということになるんですが……。
他のフォースが盤面に影響を与えるのに対し、キマイラは事故らなかったとき大したことが起きません。
無視されることも多いので、今は別に使わないでしょう。
今後に期待のフォースって感じです。
輪のフォース”ウロボロス”
ターン終了時に、ミニオンがすべてアクティブになります。
(キャンペーン環境にトークンは存在しないので、全部起きます)
つまり、攻撃したミニオンでもブロックができるようになるということで、殴ることのリスクが1つ減ります。
現状殴り合いのゲームなので、反撃に対して耐性がつくというのは非常に大きいです。
甦のフォース”フェニックス”
自分のターン終了時、自分のマナがすべてアクティブになります。
言うまでもないですがカナタナにおいて最強のフォースです。
自分のターンに動く→フラッシュでマジックや飛来を使える、ということで行動数が実質倍になります。
対して、デメテーではフラッシュで動くカードが少ないため、基本役立たずです。
カナタナ・デメテーでオススメのフォース
現状、カナタナとデメテーの各デッキにおけるフォースはこれがオススメ。
カナタナ:ウロボロス&フェニックス
自分のターン終了時に、マナとクミニオンがすべてアクティブに。
フラッシュで動きやすくなるフェニックスと、
それを守るためにウロボロスでブロック要員を確保します。
デメテー:ウロボロス&ミノタウロス
ライフへのダメージを軽減してくれるミノタウロスと、ミニオンをアクティブにするウロボロスの組み合わせ。
貫通によって、相手よりも早くライフを奪っていくという動きを狙うために、
殴ってもリスクが発生しづらい、このフォースの組み合わせがオススメです。
最後に、ゼノンザードのプレイングのコツをまとめていきます。
【ゼノンザード】プレイングのコツまとめ
私が気づいたゼノンザードのプレイングのコツをまとめていきます。
移動を使う
ゼノンザードというゲームは移動がかなり独特のプレイ感です。
ミニオンがマナ加速になったり、終盤マナから殴り手が増えたりと、他のゲームだと考えられない強い動きができます。
なかなか慣れないシステムなのでけっこう忘れがちですが、基本は移動し得。
序盤にマナ加速として使ったり、終盤の詰めなどで大いに役立つので意識してみてください。
マリガンのコツ
マリガンのポイントは、
・色マナが出るか(ベースミニオンがあるか)
・序盤、中盤にフィールドミニオンを出していけるか
という2点に気をつけておけばOK。
序盤~中盤にミニオンを出せないと、フォースを壊されて戦略が崩壊します。
なので、序盤中盤に動けるかどうか、という意識が大切。
となると、色マナはどうしても欲しいので、1枚はベースミニオンを確保しておきましょう。
まとめ
以上、ゼノンザードで強くなる方法や、現環境の強いカード、フォースなどの解説でした。
3月には構築済みデッキが発売されます。
キャンペーンの単純な効果のカードでも十分面白かったので、
ちゃんとした構築済みデッキはもっと奥深そうです。
→ZENONZARD DECKCODE:01
(こっちもデッキ2つ入りのようです)
あと、ゼノンザードハマった人はMTGも戦略的で面白いですよ。
今ならトーナメントレベルのガチデッキが構築済みデッキとして発売されるので、今実はかなり始め時です!
→マジック・ザ・ギャザリング チャレンジャーデッキ