【デュエマ】GRクリーチャー（ガチャレンジクリーチャー）は強い？環境入りする？対策や相性の良いカード・高騰するカードは？

time 2019/01/22

今回はデュエマの新ルール、超GRゾーンに入るGRクリーチャーについてご紹介します。

GRクリーチャーは果たして強いのか、環境デッキに入ったり、新デッキが環境入りするレベルなのか、

ということを考察してみました。

また、対策カードやGRクリーチャーと相性がいいなど、

高騰しうるカードについてまとめています。

GRクリーチャーのルールおさらい

まずは簡単に、GRクリーチャーのルールをおさらいします。

重要なのは以下の点。

1.超GRゾーンは12枚固定。同じカードは2枚まで

2.GR召喚によって、超GRゾーンの一番上のGRクリーチャーが出る

3.GR召喚はコストを支払って召喚した扱いとなる

それぞれ軽くおさらいします。

1.超GRゾーンは12枚固定。同じカードは2枚まで

超GRゾーンは、GRクリーチャー12枚によって構成されます。

12枚より多くても少なくてもいけません。12枚か0枚かの選択です。

そして、同名カードは2枚までしか使えません。

2.GR召喚によって、超GRゾーンの一番上のGRクリーチャーが出る

GRクリーチャーは、能力「GR召喚」によって召喚されます。

超GRゾーンの一番上をめくり、そのGRクリーチャーを召喚します。

12枚のうちからランダムに召喚されるということになります。

3.GR召喚はコストを支払って召喚した扱いとなる

GR召喚は、特殊な召喚方法ではありますが、

コストを支払って召喚した扱いとなります。

つまり、オニカマスやデスマッチ・ビートルといった踏み倒しメタの影響を受けません。

簡易的にまとめました。
詳しいルールはこちら
→【デュエマ】超GRゾーン（超ガチャレンジゾーン）とは？ルールや裁定まとめ

次に、GRクリーチャーや超GRゾーンでどんな戦い方が可能になるかをまとめます。

現在明らかなGRクリーチャー＋関連カード

まずは、現在明らかなGRクリーチャーや超GRゾーンの関連カードを見ていきます。

現在GRクリーチャーの軸は、ジョーカーズとオレガ・オーラです。

ここでは強いかどうかは一旦置いといて、

「何ができるのか」

ということをまとめていきますね。

ジョーカーズ軸

まずは主人公ジョーの使うジョーカーズのGRクリーチャー。

出たときにGR召喚する能力を持ったジョーカーズが何体か。

ガチャダマン

ガチャダマン
コスト4 3000 自然ジョーカーズ/ワンダフォース
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、GR召喚する。（GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コスト支払ったものとして召喚する）
・自分のGRクリーチャーすべてに「マッハファイター」を与える。

プラモデ～ル

プラモデ～ル
コスト5 5000 火ジョーカーズ/ワンダフォース
・スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、GR召喚する。（GR召喚：自分の超GRの上から1枚目を、コスト支払ったものとして召喚する）

それによって、出てくるのが以下のクリーチャー。

ヤッタレロボ

ヤッタレロボ
コスト2 2000 無ジョーカーズ/ワンダフォース GRクリーチャー
・自分のジョーカーズを召喚するコストを1少なくする。ただし、コストは0以下にならない。
（ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札に含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す。）

ツタンメカーネン

ツタンメカーネン
コスト3 2000 無ジョーカーズ/ワンダフォース GRクリーチャー
・このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、各プレイヤーはカードを1枚引く。
（ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札に含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す。）

鋼特Q ダンガスティックB

鋼特Q ダンガスティックB
コスト4 2000 無ジョーカーズ/ワンダフォース GRクリーチャー
・バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計8枚以上あれば、このクリーチャーのパワーを+6000し、「W・ブレイカー」を与える。

The ジョラゴン・ガンマスター

The ジョラゴン・ガンマスター

マスター・ドラゴン/ジョーカーズ/ワンダフォース
ゼロ文明　5コスト
パワー8000+

バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計5枚以上あれば、このクリーチャーはバトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる。
超天フィーバー：バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計10枚以上あれば、このクリーチャーのパワーを+8000し、「W・ブレイカー」を与え、このクリーチャーが攻撃する時、好きな枚数のジョーカーズ・クリーチャーを自分の手札から捨てる。こうして捨てたジョーカーズ1体につき、相手のパワー10000以下のクリーチャーを1体破壊する。

ヤッタレマンと同能力のヤッタレロボやドローのツタンメカーネン、

切り札枠のThe　ジョラゴン・ガンマスターなどが出ます。

総括すると、ジョーカーズらしく「クリーチャーを並べて有利を築く」というデザインです。

オレガ・オーラ軸

もう1つは、水文明のオレガ・オーラ。

これが特殊で、GRクリーチャーにつくドラグハートウエポンのようなもの。

・出た時にGR召喚して、出たGRクリーチャーに付ける

・既に出ているGRクリーチャーに付ける

この2パターンを選択できて、オレガ・オーラは何枚でも重ねて付けていくことができます。

現状出てくる水GRクリーチャーのスペック自体は並。

【感応 TT-20(レスポンティーティー-20)】
トリックス/デリートロン
水文明・コスト3
GRクリーチャー
パワー2000
■相手の呪文の効果またはカードの能力によって、相手がこのクリーチャーを選ぶ時、カードを1枚引く。
(ゲーム開始時、GRクリーチャーは山札には含めず、自分の超GRに置き、バトルゾーン以外のゾーンに行った場合、超GRの一番下に戻す)

ですが、オーラをたくさんつけることでパワーアップしていく、というデザイン。

オーラによって追加効果がついたり、パワーが上がったり、

パワーごとにブレイク数がアップしていきます。

極幻智ガニメ・デ

【極幻智ガニメ・デ】
トリックス/デリートロン
水文明・コスト3
オレガ・オーラ
パワー+2000
■これをクリーチャーに付けた時、そのクリーチャーに付いているオーラ1枚につき、カードを1枚引く。

オレガ・オーラ：これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これを同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。

*/零幻ルタチノ/*

【*/零幻ルタチノ/*】
トリックス/デリートロン
水文明・コスト2
オレガ・オーラ
パワー+0000
■これをクリーチャーに付けた時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。

オレガ・オーラ：これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これを同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。

極幻夢ギャ・ザール

【極幻夢ギャ・ザール】
トリックス/デリートロン
水文明・コスト5
オレガ・オーラ
パワー+2000
■これを付けたクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引く。その後、コスト6以下の呪文またはオーラを自分の手札からコストをを支払わずに使ってもよい。

オレガ・オーラ：これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これを同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。

フィニッシャー枠はア・ストラ・ゼーレ。

ア・ストラ・ゼーレ

【ア・ストラ・ゼーレ】

水文明　6コスト
トリックス/デリートロン
パワー　＋6000

■これを付けたクリーチャーに「パワード・ブレイカー」を与える。（「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに１つブレイクする）

■これをクリーチャーに付けた時、そのクリーチャーよりパワーが小さい相手のクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。こうして6体以上が手札に戻されたなら、このターンの後にもう一度自分のターンを行う。

■オレガ・オーラ：これを自分のGRクリーチャー1体に付けるか、1体GR召喚してそれに付ける。そのクリーチャーがバトルゾーンを離れたら、これを同じゾーンに行き、その後、そのGRクリーチャーは自分の超GRの一番下に戻る。

ついているクリーチャーよりパワー低い相手クリーチャーを全バウンス。

6体以上バウンスすると追加ターンが得られます。

結局の所、「オーラを使って強いクリーチャーを作る」というということですね。

そのため出てくるGRクリーチャーのスペックは控えめ。

これらが現状のGRクリーチャー関連カードの概要です。

次に、これらのカードが強いか、環境で使われるか、といったことについて考えていきます。

GRクリーチャーは強い？環境入りする？

それでは、現状のGRクリーチャーについての評価について。

結論から言うと、「環境を支配することは現状ない」でしょう。

最大の理由としては、「勝ちに直結する動きが少ない」こと。

ランダム要素が多いとか、スペックが微妙とか、他にも要素はあるんですが、

結局一番大きいのでそれだけで強い（＝勝つ）動きが存在しないということです。

どういうことか。

ジョーカーズにしろオレガ・オーラにしろ、

現状決まっても「で？」って言われて終わりなんですよね。

少なくとも、超次元ゾーン実装当時のチャクラとか、

侵略実装当時のレッドゾーンみたいな、かつてないスペックといった感じではない。

現環境では結局、”決まったら勝つ”動きの押し付け合いがメイン。

「クラッシュヘッド＋ゴゴゴブランド」とか、

「ジョラゴン→マンハッタン」とか、

「クロスファイア＋5000GT」とか。

こういった動きが4～5ターン目に決まることが少なくありません。

そんな中、ガチャダマンからジョラゴンガンマスターが出ようが、

GRクリーチャーをオーラで強化しようが、大勢に影響がないパターンが多すぎます。

しかも、ランダムなせいで狙った動きができない、というのは致命的なんですね。

ただ、ジョーカーズのサブプランとしては優秀

しかし、だからといって全く使われないかというと、そうでもないとは思います。

特に、緑ジョーカーズではワンチャンあるんじゃないかなと。

というのも、オニカマスやデスマッチ・ビートル、ポクチンちんといった

踏み倒しメタに引っかからず、盤面にクリーチャーを並べられるのは非常に優秀。

特に、ガチャダマンがいるとGRクリーチャーはマッハファイターを得ます。

これによって、オニカマスなどを簡単にどけることができて偉い。

緑ジョーカーズはJチェンジやドンジャングルS7を使う都合上、

踏み倒しメタがうざいんですが、それを簡単にどけられるのは嬉しいです。

で、なんだかんだいってジョラゴンガンマスターもスペックは破格。

これが出ると

好きな数の除去＋Wブレイカーでプレイヤーを殴れる＋ジョラゴンいたらジョラゴンビッグ1誘発と、

けっこうシャレにならないレベルの当たりと化します。

ガチャダマンをジョラゴンで捨てて、追加のアタッカーが増える

というのもプレッシャーになるでしょうし、

GR召喚を搭載したジョーカーズが入賞してもおかしくはないと思います。

GRクリーチャーの対策・相性のいいカード・高騰するカードは？

最後に、GRクリーチャーと相性がよかったり、対策として優秀なカードを紹介していきます。

後々高騰する可能性のありそうなものをまとめていきます。

百発人形マグナム/早撃人形マグナム

→百発人形マグナム

→早撃人形マグナム

GRクリーチャーに対するメタカードとして優秀なのが2体のマグナム。

GR召喚はコストを支払った、という扱いにはなりますが、

マナゾーンのカードはタップしていないので、このマグナムたちで防ぐことができます。

現状はビッグバンフレアやジョラゴンなど速い踏み倒しの方をメタりたいため、まだ値上がりはしないでしょうが、

今後壊れGRクリーチャーが登場したら上がりそうです。