今回は、デュエマにおける3月1日の新殿堂後の環境、
そのトップデッキやその強さ、ランクについて考察していきます。
あなたの環境理解の助けになれば幸いです。
【デュエマ】2019年3月1日の殿堂後の環境・トップメタデッキを考察
まず、2019年3月1日の殿堂が施行された後、
主流になると考えられるデッキタイプをまとめていきます。
tier1
1.赤青クラッシュ覇道
2.ジョラゴンジョーカーズ
tier2
1.赤黒墓地ソース
2.青単ムートピア
環境初期は、この4つのデッキがトップメタになるでしょう。
これらのデッキに共通するのは、「強烈な勝ち筋が存在する」ということ。
環境初期は強い動きを押し付けるというのが非常に強力です。
というのも、環境初期は強い勝ち筋を受け切る、ということが不可能だからです。
まず、トップメタの攻め筋に対する有効な受けというのがはっきりしていません。
更に、環境に存在するデッキが判然としないため、全てに有利を取るデッキというのは作ることができません。
となると、中途半端なデッキよりも、勝ち筋を押し付けるデッキが有効ですし、数が多くなるというのが道理です。
その上で、上に挙げたデッキのtier1,tier2の差は、
他のトップメタデッキに対する対策を採用できるかどうか、ということ。
tier1は攻めと守りを両立していて、tier2は攻め一辺倒といった分類です。
結局、攻めと守りを両立している方が勝率が高いので、環境にいる数は多いだろう、ということですね。
そのあたりをふまえて、上に挙げた各デッキを紹介していきます。
tier1.赤青クラッシュ覇道
“必駆”蛮触礼亞から、勝利龍装 クラッシュ”覇道”を出して、追加ターンを得ながら一気に殴り切るデッキ。
手札を消費していくので、“轟轟轟”ブランドも絡めて攻めることができます。
前環境におけるドギラゴン剣のような立ち位置で、
3~4キルできる爆発力を持ちながら、環境への対応力もあるというデッキです。
水晶の記録 ゼノシャーク/クリスタル・メモリーや、
ドンドン吸い込むナウを採用して、ビッグバンフレアやクラッシュ覇道、
“轟轟轟”ブランドといった攻め込むためのパーツをかき集めて殴るというのが基本の動きとなっています。
それ以外のパーツは比較的自由枠で、各種メタカードを採用可能なのが魅力。
アンタッチャブルアタッカーでかつメタカードとなるオニカマス。
青単ムートピアに鬼神の如き強さを見せる爆鏡ヒビキ。
墓地ソースの墓地肥やし呪文もメタります。
墓地ソースを見るなら、ヒビキと違い墓地を増やさない呪文メタ、
ガチャンコミニロボ1号も採用されます。
奇天烈 シャッフはあらゆるデッキの動きやSトリガーを止めることが可能です。
当然、おなじみ単騎マグナムも。
こういったメタカードは効かない相手に引いてしまうというパターンが有るんですが、
ゼノシャークのおかげで、そのリスクが軽減されているのが強いです。
受けとなるトリガーも、吸い込むやクロックといったカードが採用できます。
といった感じで、3キルが可能なドブンパターンを持ちつつ、
環境デッキに対する受けも十分。サーチやドローによって安定感もあるため、
tier1になるのはほぼ間違いないでしょう。
現状、ジョーカーズに対するメタカードはあまり採用できていないので、
ジョラゴンジョーカーズとは五分かなという印象。
tier1.ジョラゴンジョーカーズ
そしてtier1の2つ目はジョラゴンジョーカーズ。
今回の殿堂で一切の規制を受けなかったため、前環境と変わらない総合力を誇ります。
勝ち筋は、ジョットガン・ジョラゴンからアイアンマンハッタン、
そこからキングザスロットンを捨てるという1ショットキル。
ヤッタレマンやジョラゴン自身のコスト軽減によってかなり早い段階で決まります。
ジョジョジョ・ジョーカーズやガヨウ神、ニヤリーゲットといったドローソースにより、安定感は言わずもがな。
また、ポクチンちんはビッグバンフレアやゴゴゴ、ムートピアのGゼロを防ぎつつ、
墓地ソースが必死に増やした墓地を全てデッキに戻させることができる、
最強のメタカードでこのデッキの強みの1つです。
7777777やバイナラドアなどのトリガーも強力で、
ビートに対する耐性も充分あります。
ジョラゴンという安定して強い勝ち筋が早い段階でできて、トリガーによる受けも強力。
そして、ポクチンちんが今強いデッキに対して睨みを効かせているのでtier1と考えています。
あと、主人公のカードなので今後も継続的に強化されるので、一番伸びしろのあるデッキです。
今から始めるなら間違いなく一番オススメのデッキです。
tier2.赤黒墓地ソース
墓地をひたすら増やすことで、
百万超邪クロスファイアや暴走龍5000GTを出し、一気に殴り切るデッキです。
特に5000GTのロック能力が強力で、サイキック・クリーチャーやウィニーを無力化し、
クロックといったトリガーも防ぐことが可能になります。
クロスファイア+GTで5打点を作りつつ、
GTによってロックががかった状態で殴る、というのが基本の勝ち筋。
バルチュリスを採用することで、3点→2点→バルチュリスで確殺、ということも可能。
最近登場したツインパクトカードによって、墓地を肥やすことが簡単になり、
キルターンが早まったことにより環境入りを果たしました。
ホメホメ老句やプライマル・スクリーム、「アフロ行きま~す!!」、イワシンなどで墓地にクリーチャーをためていくことになります。
押し付ける力は強いものの、下準備が必要なのが厳しいところ。
ポクチンちんが一度でも出てしまうとテンポ的に苦しいことや、
スパイナーやデーモンハンドくらいしかトリガーがなく攻め切られてしまう事が多いことが弱点です。
tier2.青単ムートピア
軽量呪文を連打して、Gゼロムートピアを連打から、
スコーラーによる追加ターンを得て、ラッキーナンバーを絡めて殴るデッキ。
4ターン目には安定してこの動きをするデッキとなっています。
詳しい解説はこちらで行っています。
→青単ムートピアの優勝デッキレシピや採用カード・回し方や相性・対策を解説!
圧倒的なキルターンを誇りますが、
呪文メタをモロに食らってしまうのが分かりやすい弱点。
特に、トップメタの赤青覇道の爆鏡ヒビキ、ジョーカーズのポクチンが面倒です。
また、デッキの構造上、トリガーをほぼ採用できません。
ですので同等、あるいはそれ以上の速度を持つデッキ相手だと苦しく、
クラッシュ覇道やジョーカーズなどとは先手ゲーになりがちで、メタカードがある分向こうが有利になるでしょう。
強いのは間違いないですが、対策が簡単な類のデッキなので、
使うのにリスクが有るためtier2止まりかなと思います。
まとめ
2019年3月1日の殿堂以降のデュエマの環境についてでした。
環境初期は強力な勝ち筋を持っているデッキが流行りやすいので、
赤青クラッシュ覇道やジョラゴンジョーカーズ、
赤黒墓地ソースや青単ムートピアが環境トップとなるでしょう。
特に、赤青クラッシュ覇道とジョラゴンジョーカーズは、
これらのデッキに対して対抗する手段を自然に採用できるため、
墓地ソースやムートピアに比べ一つ上のランクと言えます。
あとは3月から登場する新ギミック、GRゾーン次第ですね。
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